【診療時間】9:30~13:00 / 15:30~20:00
水曜 14:30~19:00・木曜 14:30~19:00・
金曜 9:30~13:00・土曜 9:30~17:00・日曜 9:30~13:00
【休診日】日曜午後・火曜・祝日
【所在地】西神南駅から徒歩5分
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歯周病治療では、主にプラークや歯石の除去といった口腔内クリーニングと定期的なメインテナンスを行っていきます。
当院では、歯周病治療も虫歯治療と同じように、なるべく「痛みの少ない」治療を心がけております。
また、歯石の付着や歯肉の炎症が比較的浅い段階でも、場合によっては麻酔を使用し、徹底的なスケーリングを欠かしません。歯周ポケットの奥まで歯石や歯垢があるときは、しっかりと表面麻酔を行ってからクリーニングすることで炎症を防ぎ、歯周病の進行を食い止めていきます。
歯周病治療で大切なのは、口腔内を健康な状態に保ち、出来る限り細菌を少なくするプラークコントロールです。
定期的な健診と患者さんに寄り添った治療で歯周病になりにくい環境を実現いたします。
Step1表面麻酔
麻酔は治療時の痛みを軽減してくれますが、その前段階の麻酔針の痛みが苦手な方も多くいます。ジェルタイプの塗り薬を表面に塗布してから麻酔を行うことで、チクッとした痛みを感じないようにすることが可能です。
Step2麻酔薬を温める
麻酔を苦手としている方の中には、注入時の温度差が不快と感じる方がいらっしゃいます。当院では、事前に人肌の温度まで麻酔液を温めておくので不快感が解消されています。
Step3電動麻酔注射器
手動ではなく、細い針を利用した電動麻酔を導入しております。これによって一定の角度とスピードを保つことが可能となりました。従来よりも麻酔を行う際の圧力を軽減させることが出来ますので、驚くほど痛みや不快感がありません。
歯周病とは、食べ滓を餌に細菌が口腔内で繁殖していくことでプラーク(歯垢)となり、歯の周りの歯肉に炎症を起こしていきます。そして、歯垢が歯石になり、バイオフィルムを形成し始めると、歯磨き(ブラッシング)だけでは汚れを落とすことができません。症状はどんどん進行し、歯を支える骨などが破壊されていきます。
歯周病は、かつて歯槽膿漏と呼ばれていましたが、現在では症状の度合いによって歯肉炎と歯周炎に分けられています。驚くべきことに、症状の軽い患者さんを含めると日本では、成人の約8割が罹患していると言われています。
なぜこれほど患者数が多いのでしょうか?
それは初期症状に気づかず、悪化してから歯科医師に来る患者さんがほとんどだからです。
症状として現れた場合、かなり段階が進んでいることもあり、最悪の場合、抜歯しなければならないこともあります。
その恐ろしさと症状の特徴から別名、沈黙の病気「サイレントディジーズ」と呼ばれています。
また、歯周病は口腔内の問題だけに留まらず、糖尿病や心筋梗塞など様々な病気とつながりがあることが近年明らかになってきました。
健康に長生きをするためにも歯周病予防は必要不可欠です。
以下に歯周病の症状をまとめましたので、是非セルフチェックしてみましょう。
※上記以外にも歯の痛みがある場合はお気軽に当院までご相談ください。
①健康な歯
健康な歯は、歯と歯肉の間に隙間がなく弛みがまったくありません。
②歯肉炎
磨き残しにより、発生した歯垢(プラーク)を放置していくと、歯石となります。徐々に炎症が起き、歯と歯肉の間が開いていきます。
③歯周炎(軽度)
歯肉炎が進行すると、歯垢や歯石が歯周ポケットの中に入り込み、歯周病菌が歯槽骨や歯根膜を破壊し始めます。この状態が歯周炎です。「歯肉がぶよぶよする」「歯を磨くと出血する」などの症状がみられます。
④歯周炎(中度)
炎症がさらに進み、歯槽骨の半分以上が溶けている状態です。歯茎からの出血や、ひどいときには膿が出ることもあります。また、歯がぐらぐらし始め、硬い食べ物が噛みづらくなってきます。
⑤歯周炎(重度)
歯槽骨がほとんど溶けてしまい、歯のぐらぐらが激しくなっている状態です。歯周病がここまで進行してしまうと、ほとんどの場合、抜歯を選択しなければなりません。
私たちの身体には多かれ少なかれ歯周病の原因となる菌が生息しています。しかし、歯周病菌が存在していても、通常のブラッシングや予防を心がけることで発症リスクは抑えられます。歯周病は、身体が歯周病菌に反応することで引き起こされるからです。
もう少し詳しくまとめましょう。歯周病菌は口の中で数を増やすと、それに対抗するために体が免疫機能を発揮します。その段階にとどまっている限りは問題ありませんが、細菌を繁殖させるような生活習慣を続けていると歯周病菌の数がますます増加。すると歯周病菌と戦っていた免疫機能が今度は歯を異物とみなして攻撃を始めてしまうのです。
口腔内の細菌の数を減らしていくプラークコントロールが必要な理由がご理解いただけたかと思います。
睡眠不足、ストレス、生活習慣によって、歯周病が進行し、歯垢や歯石が歯周ポケットにまで入り込むと、通常のブラッシングでは汚れを落とすことができません。
暗くじめじめした歯周ポケットは歯周病菌にとって絶好の繁殖スポット。この箇所の治療を行っていくには、歯科医院での徹底的な清掃が必要不可欠です。
タバコ
煙草に含まれるニコチンは歯周病にかかるリスクを格段に増加させます。また、罹患した後の歯周病の進行も促進するといった性質もあります。喫煙は歯周病だけに限らず、様々な病気に影響があることから、早めの禁煙を決心すべきです。
バランスの悪い食事
口腔内の健康状態は食習慣によっても左右されます。歯周病になった方の、食事を調べてみると偏食傾向にあり、ミネラルやビタミンの摂取が極端に少ないことが明らかになりました。砂糖や添加物の過度な摂取を控えることが歯周病予防につながります。
睡眠不足
歯肉の中には、血液や神経などが通っており、常に新陳代謝が行われています。しかし、睡眠不足などによってホルモンバランスが乱れると適切な栄養補給が行われなくなり、免疫力が低下。歯周病の進行が進んでしまいます。
ストレス
ストレスが全身に影響を与えることがわかっています。ストレスが蓄積すると、肌荒れや口内炎を促進することからもわかる通り、口腔内にも様々な炎症を引き起こしてしまうのです。
肥満
近年の研究によると、肥満傾向にある方は歯周病罹患率が高いことが明らかになっています。適正体重を維持するためにも、適切な運動を心がける必要があります。また運動はストレス解消にもつながることから、歯周病予防に限らず様々なメリットが期待できます。
歯周病治療を行う前段階で必要なのが精密な歯周病検査です。
細かな検査などを行うと、患者さん毎の細菌の数や種類が詳細にわかります。
このような検査によって得られた客観的なデータと、医師自身による患部の詳細なチェックを組み合わせることで、はじめて最適な歯周病の治療計画を作成することが出来ます。
当院では対症療法ではなく、内科的な側面と外科的な側面の両方から歯周病にアプローチ。根本的な解決を患者さんと共に目指していきます。
歯周病外科について
歯周ポケットに入り込み、ブラッシングでは落とすことの出来なくなったプラークや歯石は外科治療によって取り除いていきます。
歯周病は細菌によって引き起こされる病気です。
しっかりと口腔内のリスク要因を排除することで、細菌数が減少し、健康な口腔環境を獲得することに繋がります。
歯周病外科的治療
歯周ポケット掻爬術
歯周ポケットの中に入り込んだ歯石を除去していく治療です。歯肉を切開せず、歯周ポケットの中に器具を入れて、歯垢や歯石を取り除いていきます。
フラップ手術
歯肉を切開し、歯根を見えるようにしてから、歯垢や歯石を取り除いていく治療法です。
歯周ポケットがかなり深くなっている場合に行われます。処置完了後、歯肉を縫い合わせた際に歯が治療前より長く見えるなどのデメリットが生じることもあります。
歯周病内科について
今までの歯周病治療は、歯周病になった箇所を外科的な治療によって取り除いていく流れが主流でした。
しかし、歯周病菌が全身の疾患と関係のあることが明らかになったことから、現在では徐々に別の方法の模索が始まっています。
その一つが、身体全体を考えて歯周病を防いでいく歯周病内科治療です。外科的治療の前段階で、精密な検査を行い歯周病菌の種類や数を分析。その結果に合わせて適宜薬剤やサプリメントを併用し、細菌の繁殖を防いでいく試みです。
当院でも、歯周病を根本的に改善していく最適な治療計画を策定するために、歯周病内科の考えを取り入れております。
歯周病内科的治療の流れ
Step1検査・診断
口腔内チェック
ブラッシング指導
薬の選定と説明
Step2除菌1回目
歯周ポケット内にある歯垢・歯石の除去・エアフロー
舌の清掃
PMTC
Step3除菌2回目
特殊な光で殺菌するLAD
Step4再評価(検査)
それぞれSTEP1からSTEP3までの治療が完了するたびに再検査
経過観察のうえで治療効果を評価
改善が見られない場合は再度治療計画を策定
STEP1からSTEP3の工程を繰り返す
「自分の吐いている息が匂うかもしれない」「相手の息が気になってしまう」など人と話をしている際に、ふと思い浮かぶお口の悩み。
場合によっては、自分の息が相手を不快にさせているのではないか?と不安になり、強いストレスを抱える方もいます。
口臭には様々な原因が考えられますが、その一つに「歯周病」があります。
そのため、当院では最先端の設備を取り揃えた口臭検査を行っております。
口臭検査を行えば、匂いがそもそも発生しているのか、もし口臭が発生している場合は、どういった要因によるものなのかが客観的なデータでわかります。
口臭検査と聞いて、歯科医院へお越しになるのが恥ずかしい方もおられるかもしれません。しかし、しっかりと原因を突き止め、治療を行えば無臭で爽やかな息を実現できる可能性があります。
また、口臭があるかどうかで悩んでいる人にとっては不安を解消することに繋がります。
自分自身が口臭に気づかないで相手から指摘されるケース、自分で自分の息が気になるなど口臭のお悩みには様々なパターンがあります。
また、自分の息が原因で相手が不快な思いをしているのでは?と口臭は存在しないのに、過度に不安になってしまう「口臭症」呼ばれる症状も存在します。
口臭とは、本人あるいは第三者が不快に感じる呼気(吐く息)の総称
口臭症とは、生理的・器質的(身体的)・精神的原因により口臭に対して不安を感じる症状
生理的口臭
妊娠期や思春期のホルモンバランスの乱れ、匂いの強い食事の摂取、加齢によるものなど多くの口臭がこちらに含まれます。ほかにも、ストレスや生活習慣によって口臭が強まってしまうパターンもあります。
病的口臭
歯周病や内科的要因などで口臭が発生しているケースです。適切に治療を行えば、口臭の発生源を断つことが期待できます。内科的要因による場合、当院では速やかに別の医療機関をご紹介しますのでご安心ください。
他臭症
本人が気づかず、他人が指摘することで口臭が明らかになるケースです。知らず知らずのうちに不快感を与えている可能性があります。
自臭症
自分でもわかるぐらいの口臭、もしくは、そこまで強くないのに口臭の匂いが過度に気になって不安になるケースです。